田  植


 昨年から秩父の横瀬町主催の寺坂棚田学校に入校し古代米作りに取り組んでいる。月に1 〜2回、日曜日に出かけ、3時間位作業をする。秩父の空は一段と青く、雲は白く、緑は鮮やかだ。秩父にはハイキングに行く気分で出かけた。
 今年は入校2年目。それにプラスして有志6名で棚田の休耕田を借り米作りに更に力を入れた。休耕田を借りる場合は、全て自分でやらなければいけない。棚田は傾斜地にあるため、水漏れ対策を確実に行う必要がある。田んぼは水を入れたとき、全体の稲株が均一に水に浸る必要がある。棚田の休耕田はゴルフ場のグリーンのようにほとんどが傾斜している。それを水平にする結構大変な作業が欠かせない。
 上記の画像はやっとの思いで棚田の休耕田で田植までこぎつけた時撮影した。

 一方、棚田学校の田植は華やかである。今年もNHKニュースで報道するため、若い女性アナウンサーをはじめNHKのスタッフがテレビの録画撮りをおこなった。
 右の画像は左から3人目のアナウンサーが田植をしながら4人目にいる最長老84歳の先生にインタビューをしている。2人目は埼玉県庁から調査に来た女性。こんな雰囲気があるからこの棚田学校が好評なのかも知れない。

<<追 記>>
休耕田を借り6名で古代米作りを行う仲間を紹介。右から、栗原豊重さん・浅井明道さん・佐々木和夫さん・一人置いて・島根正雄さん・私。5名がEgobnet会員。>

<記:大澤 敏夫---2005-06-30>