(サンピラー)


 3月7日、標高2000m付近のスキー場は午前中氷点下15℃以下のため、カメラのシャッターが凍り、ファインダー内部が凍り付いてカメラが使えない。午後、暖かい下界まで降りカメラを暖めてスキー場上部の撮影ポイントへ行く。午後4時頃、”ブラッコム”スキー場最上部のリフトを降りた地点、”セブンス・ヘブン”コースの上部にダイヤモンドダストの虹の柱が3本見える。これは千載一遇のチャンスと三脚を立て慎重に露出を変えて何枚かの写真をとる。上記の写真はアンダーに露出補正したものである。

 左の写真は露出補正しない実際に近い画像である。四つ切りサイズに拡大することを考えると上の写真が ベストか。この場所で1時間近く撮影したため、顔の2ケ所に凍傷ができた。午後4時を過ぎ、氷点下15℃ 位であったと思われる。

<記:大澤 敏夫---2002-03-29>