氷  河


 3月6日、カナディアン・ロッキーの西に位置する氷河でヘリ・スキーを行う。午前中に2本の氷河滑走を終え、氷河の窪地での1時間位の昼食休みに撮影を行う。高緯度のため日中でも太陽が低い位置にあり陰影がはっきりしている。日本では体験出来ない”生きた氷河”の上。雲1つない抜けるような青空、胸躍るようなすばらしい撮影チャンスであった。特に、昨年7月の北海道行き以来、天候に見放された感があったため撮影する喜びが大きかった。

 残念であったのは、寒さのため水分がフィイルムに凝着。フイルムが濡れたまま現像したため撮影した半数の写真がNGとなった。左の写真内の白い斑点がそれである。この構図をベストと考えていただけに悔いが残る。

<記:大澤 敏夫---2002-03-25>