英文の振り込め詐欺的なメールがきました

 6月14日オハイオにいる網野さんを騙る英文のメールが私宛に来ました。宛先はundisclosed-recipientで特定の方々だけに宛てたメールでした。まず送信者がToshi Aminoだったので大昔アメホンでであった網野さんかと思い、送信者のメールアドレスを確認しました。送信者Toshi Amino欄を右クリックしてプロパティを調べたらaminousjpn@aol.com だとわかりました。次にインターネットクラブの会員名簿で網野 俊賢さんを調べたてそのメールアドレスと一致することを確かめてからメールを開いて読みました。Toshiも間違いがありませんでした。

 すると、Hiで始まる網野さんらしくない、ネイティブの気さくな英語ではじまる英文で、内容は今ロンドンにいて、パスポートとクレジットの入ったバッグを盗まれてこまっている。ホテル代も帰りの航空券も買えないので、あなたにお金を融通してもらえないか。銀行手配はしたので新しいカードが届き次第お金をお返しします。これからお金の送り方について話すために下記のメールアドレスにメールするか、滞在中のホテルの下記の電話番号に電話してください。という内容でした。

 初め網野さんはアメリカ生活が長いので、ネイティブのような英語を書くなあと思いましたが、昭和50年中ごろ以来あったことが無くメールも交わしたことが無かったので可笑しいなと思いました。網野さんだったらHiで始まるメールは書かないだろうと思いました。またその英文はいかにも読んだ人が、現地で困っている人を心配するようなあら筋で書かれていて段々引き込まれていくような書き方でした。しかしそれにしても日本人が使わないような英語の表現が随所に見られたので私は大変不審に思い、14日夜網野さん宛てに問い合わせの日本語のメールを送りました。但しその英文のコピーは添付しないで問い合わせました。すると翌朝網野さんからそれは違う、最近ハッカーにやられてアドレス帳など無くなってしまったという返事でした。

 さらに調べてみたら相手が電話するように書いてきた電話番号はイギリスではなくてアメリカかカナダの国番号が頭にありました。 その経験をインターネットクラブのホームページに私が体験談として投稿したら、何とWSAのマキさんと鈴鹿の川田さんから同じメールが届いて心配したという投稿がありました。多分もっと多くの方々に同じ詐欺メールが送られていたことと思います。

 添付の資料 (ここをクリック)がその英文と私が翻訳(意訳)した和文です。

 それにしても私と網野さんはこれまで一回もメールを交わしたことが無く、網野さんがハッカーに盗まれたという網野さんのパソコンのアドレス帳には私のメールアドレスは書いてなかったはずなのに、網野名義で私宛に英文の怪メールが届いたことは不思議です。

加島 清美(2010-06-16)