「TV見られない」不安あおり契約、「地デジ」トラブル増加

 2011年から完全実施される地上デジタル放送を巡り、不安をあおる説明でケーブルテレビの契約をさせられトラブルになるケースが後を絶たない。テレビCMなどで「地デジ」の認知度が高まるにつれ、消費者窓口への相談も増加。虚偽説明や誤解を与える勧誘が目立ち、国民生活センターは「テレビが見られなくなる」といった言葉に惑わされないよう呼び掛けている。

 地上アナログ放送は11年7月24日に終了し、地上デジタル放送に完全移行する。デジタル放送はケーブルテレビに加入しなくても専用のアンテナを設置して、デジタルチューナーを付けるかチューナー内蔵のテレビを利用すれば無料で視聴できる。

nikkei.co.jp(2008-01-14)