冬は空気が乾燥して、肌の荒れやかゆみに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
　そう云う私も頭のふけ、身体の肌荒れ、足裏のがさがさ（ひび割れ）で悩んでいる一人です。ここで私が今まで対処してきた方法を公開いたします。この方法を何人かの方にアドバイスをして、成功された方もおりますので参考になればと思います。

　まず第一に身体を洗う時に石鹸、シャンプ−を使うのを止めましょう。皮膚の表面には角質層というタンパク質の層で覆われています。またこの角質層はクリ−ム状の「皮脂膜」で覆われ、これらが皮膚の乾燥を防いでいるといわれています。高齢化（嫌な言葉だね！）と共にこの皮脂膜が作られなくなり、身体の水分がどんどん蒸発して肌が乾燥するんだそうです。
　お風呂で石鹸をつけてタオルでごしごし擦るのは乾燥肌を自分で作っているようなものです。お風呂ではタオルではなく手で洗う事をおすすめします。また毎日洗うのは手足と陰部位にして残りの部分は週に一、二度洗えば充分（ちょっとオ−バ−ですが・・・）だと云われています。まあ、垢で死んだ人はいません。垢を取りすぎて乾燥肌で苦しんでいる人は大勢いますが・・・。

�T　頭のふけ
　頭のふけが出て困っている人いませんか？（私は酷かったんです）
　そんな人はシャンプ−でゴシゴシ洗っていませんか？洗えば洗うほどふけは出ます。
　頭の皮膚の皮脂膜をどんどん壊しているんです。すぐ止めましょう。洗う時もシャンプ−（洗浄力が強い）は止めて洗顔石鹸を使って下さい。手に擦りつけて優しく撫ぜるように洗ってください。くれぐれも爪を立ててゴシゴシやらない事。頭髪についたゴミや油を洗い流すだけで充分です。これも毎日洗わないで一日おき位にします。
　これだけで明らかに少なくなります。
　私はさらに月に2〜3度フケ、カユミ防止剤を使用しています。ミカロン（興和薬品）とかバルガス（ライオン）等ですが、硫黄を主成分とするシャンプ−、リンスです。
　頭髪を洗った後に使用して、後はトニック等で潤いをもたせます。是非お試し下さい。

�U　足裏のガサガサ
　私もこれで悩んでました。冬になると足の裏（といわず表も）がガサガサになります。ヒビ割れも出来て象の足のようだと良く云われました。
　この治療はお酢が効きます。私は通販で知った木酢液を使ったのですが、使用方法は、まずビニ−ルの袋に木酢液（竹酢、食用酢でも可）を入れます。足を入れた時に浸る程度。足を入れたら輪ゴムで締めておけば少し位は動けます。30分〜1時間そのままにします（ヒリヒリする位）。あまりヒリヒリするようなら肌に合わないのかも知れませんので止めましょう。
　一日位で皮がむけ始めます。2〜3日でキレイにむけると思います。
　後は優しくメンテをして下さい。尿素入りのクリ−ム（ケラチナミンクリ−ムが有名）を 良く擦り込んで下さい。
　通常のメンテナンスも大切です。お風呂に入った時に軽石（私は荒砥のついたスポンジた わしを使っています）で良くこすって柔らかくしてあげましょう。
　これでかなりキレイになるはずです。お試しを・・・・・。

�V　お肌の手入れ
　お風呂に入った時に石鹸をつけてタオルでゴシゴシ洗うのを止めましょう。特に老化してきている肌は優しくしてあげましょう。顔を洗う時にタオルでゴシゴシ洗う人は少ないですが、何故か身体を洗う時は親の敵の様に洗っている人が多いいですね。油症の人はそれでも構いませんが荒れ症の人は直ぐ止めましょう。前述した様に皮膚を守っている角質層をどんどん壊してしまいます。洗わなくても良いのですが、気持ちが悪い人は手の平に石鹸（出来ればベビ−石鹸）を擦りつけて、こするようにしてください。これで充分です。ゴミにさらされている顔だって殆んどの人は手でこすっているだけだと思います。衣類に覆われている身体は、顔より汚れていないはずです。自分が余ほど汚いと思う方は別ですが・・・。
　私（家内も含め）はもう長い間タオルで擦った事はありません。でも特別汚いといわれた事もありませんが。
　それでも冬になると肌のカサカサは出てきます。カユミも出て来ます。お風呂から上がった後は良くメンテをしましょう。壊れた角質層を保護する為に皮膚に尿素入りクリ−ムを良く擦り込んで下さい。私はケラチナミンクリ−ムを使っていますが良く合います。
　尿素入りのクリ−ムならどれでも同じだとは思いますが・・・
　この方法でキレイになった方も何人かおります。その方達の経験談なんか聞けると良いですね。

　歳を取ると色いろな事が出て来ますね。私も腰（坐骨神経痛）、膝が痛み、苦しんでいます。飛蚊症や白内症で悩んでいる方も多いのではないですか。こんな方達がどんな方法で対応しているのか、治療しているのか、そんな情報を交換し合えたら良いなあと思っていますが、皆さんは如何ですか。
　今回は私が悩み、そして解決した乾燥肌についてご報告申しあげました。もし関心がおありでしたら、お試しを・・・・。

島田 正博 (2005-11-24)