子供は後部座席に乗せるのが最も安全
全米安全評議会

 [ワシントン 17日 ロイター] 全米安全評議会(NSC)の17日の報告によると、この10年間でドライバーは、子供を後部座席に乗せてシートベルトを締めるようになっており、この傾向により衝突事故時の子供の死亡率が低下していることが判明した。

 NSCによるエアバッグおよびシートベルト着用キャンペーンの報告には、他の研究結果も反映されている。しかしNSCはこの報告が、後部座席が子供にとって一番安全だと確認できる最も包括的な分析だとしている。データは、主に政府統計によっている。

 同キャンペーンの責任者は、「これは1996年から始まった、子供を後部座席に乗せてシートベルトを締めるよう呼びかける公衆衛生キャンペーンが奏功していることの、最も明確な証拠だ」と述べた。

日経BP (2005-08-17)