大変ありがたい”ユーザー車検代行”

 クロスロード(走行14万km)11年目の車検で大変ありがたいと思った体験談を紹介したい。

 今まで、車の修理・車検は狭山工場のサービスセンターに依頼していた。ホンダがクロスロードの発売を中止して数年が経つので今回の車検は一抹の不安があった。
 サービスセンターで車検事前検査を行った。エンジン・ミッション・サスペンションなどから油漏れがしている、その対策としてミッションなどの交換修理が必要。その他、フォグランプの配線が法規違反、排気温警告灯の点灯異常などの指摘があり、修理費用を見積ると数十万円は必要。部品入手が困難になっているためローバーの販売店で修理する事を勧められた。サービスセンターでは対応し切れないというのが本音と受け止めた。

 次に、前オーナーの柳沢さんがクロスロードを購入したベルノ店で車検の見積りを行った。エンジン・ミッションの油漏れはオイルシールの交換で対応。ダンパーの油漏れなどは部品交換。基本車検料16万円、リサイクル料を加えて、トータル42万円の見積りであった。

 車検に40万円もお金をかけたくない。前回9年目の車検は柳沢さんが受けたが101500円であったことを思い出す。この2年間で車の状態はほとんど変わっていない。柳沢さんに聞き、前回と同じく”ユーザー車検代行「Cleanfive.Auto」”に車検を依頼した。

 「Cleanfive.Auto」に依頼して1回目の車検でヘッドライトの光量不足(反射面にサビが発生)、フロントコンビライトの左右色違い(ライトカバーの変色)でNGとなる。修理部品がすぐ入手できる”ローバー東松山”で修理する。やっと2回目の車検でOKとなる。リサイクル料と2度手間代金を含めて車検代金はトータルで115600円だった。この安さと車検に合格した喜びは大変大きかった。

 なぜ車検代にこのような差が生じるのか?
 車検認定工場では、法規で決められた不具合は徹底して直す。狭山サービスセンターでは、さらに車検に関係なくても法規違反項目を直そうとする。
 それはそれで道理にかなった処置と考えるが、ユーザーにとっては多額の修理費用を強いられる。
 「オイル漏れは火災の原因になります」が殺し文句である。
 例えば、クロスロードではエンジン・ミッションの下部にわずかにオイルがしみ出している。小生の場合、日常点検でオイルを補充している。こんな使い方で十分満足しており、この程度のオイル漏れでは火災の心配はないと考えている。ミッション交換などとんでもない。認定工場では、法規の指示通り徹底して防止対策を行う(そうしないと認定が取り消される可能性あり)ので高価な修理費になる。

 車検費用の無駄を省きたいと考えている方に”ユーザー車検代行「Cleanfive.Auto」”を紹介したい。住所は川越市伊勢原町2-9-3。車検に伴うユーザーの車移動は奥さんと二人三脚で行っているので、営業範囲は川越・狭山・日高・鶴ヶ島・毛呂山・坂戸辺りまでか?。酒匂(さかわ)さんはまだホンダ現役のため、月に1〜2回しか車検業務が出来ない。携帯電話は「090-2213-6570」。メールアドレス(ここをクリック)

大澤 敏夫 (2005-08-29)