福岡県西方沖地震を体験

 関東地方の生活ではかなり大きな地震を経験しましたが、今回はそれ以上でした。しかし、普段全く地震に対し気を使ってなかった器や本が落下し破損した程度で、大した被害はありませんでした。

 福岡は地震がないという神話がありましたが、もろくも崩れ去りました。近くに警固断層があり、また、昔、糸島半島でも火山性の大きな地震があり、私は震度6位の地震が発生することは想定内でしたが、こんなに早く来るとは想定外でした。日本中どこにいても安全なところはないようです。

 私も家族もかなりショックでしたが、今は平常心に戻りましたのでご安心下さい。

 今回の地震で経験したことは、震度6程度ですとタンスが倒れるまではいきませんが、やはりタンスの上などに置いた不安定な器物は落下するとうことと、床がフローリングだとほとんどのものが5センチぐらい移動するということと、壁にくっつけて置かれたタンス類は壁に反射して手前に飛出すということです。

 貴重な陶器類と書棚やタンス類は倒れ防止を考えておいた方がよさそうです。

 室内の片付けを終わって外を見てまわりましたが、外見的には何も異常はありませんでしたが、ここは埋立地ですので街のあちこちに液状化現象が発生していました。

山永 順一(2005-03-21)