フィッシング詐欺(Phishing)にご注意!

 銀行、クレジットカード会社や会員サービス等からのメールに見せかけた偽のメールを送付し、本物そっくりに作られた偽のウェブページに誘導して、 個人情報を入力させるという、不正行為が問題となっています。 フィッシング詐欺とは、このように不正取得した情報をもとに、金銭をだまし取る詐欺行為で、インターネットのオンラインサービスの”便利さ”が、そのまま脅威につながっています。 日本での被害はまだ多く報告されていませんが、”オレオレ詐欺”のように、不正に入手した個人情報を悪用した犯罪につながる危険性もあるので、注意が必要です。

 対策としては、個人情報を入力する際に以下のような点に注意してください。
   ・URLやウェブページが、サービスのものと違っていないか。
    →通常のサービスページのURLと比較する。
   ・ウェブページに個人情報の取扱について、注意書きがあるか。
    →利用方法が明示されていないウェブページは信用しない。
   ・”緊急”や”至急”などと書かれていても慌てない。
    →信用情報をメールだけでやり取りするサービスの利用は控える。

 但し、詐欺行為も変化しており、常に上記で対応出来る訳ではありません。ちょっとでも不審に思ったら、まずは電話やメールなどで問い合わせるようにしましょう。

BIGLOBEセキュリティニュース(2004-10-08)