スイス旅行で教えられたこと

 1月16日から24日までスイス・ツェルマット地区に行ってきた。今回の旅行では旅行のノウハウと言うべき、教えられることが多くあった。

 置引きに注意
 16日21:55成田発のエールフランス機で出発。翌朝4:35、経由地のパリ・ドゴール空港着。ジュネーブ行きに乗り換えるために2時間半待つ。乗り継ぎカウンター側のベンチで小休止を行う。ベンチは背中あわせになっている。ベンチの端に座っているIさんの背中あわせのベンチに40代のいかにも旅行者らしいバッグを持った男が座る。記念写真を撮ろうというので小生がIさんを含めベンチに座っている3名を撮影する。2〜3分してIさんがベンチ脇に置いていた手提げバッグが無いのに気付く。写真を撮っているとき立ち去ったIさんの背中あわせに座っていた男が犯人だと思う。盗難証明書を発行してもらうため届を行う。結局ジュネーブ行きの7時の便には間に合わなかった。後の便に乗るとき置引きにあったバッグが見つかったと連絡あり。デジカメのみ盗まれ、サイフではなく封筒に入れていた5万円は無事だった。このハプニングで奔走した6名が飛行機に乗り遅れ、かつ、荷物到着が翌朝になった。"手荷物には1泊分の必需品を!"がもう1つの教訓だ。

 両替機に注意
 ジュネーブ空港に着いたKさんは、空港内の両替機で1万円をスイスフランに両替を行う。両替機は両替を行うとコインは手前下部に音をたてて出るが、紙幣は右側に静かに出る。コインが出た箇所に気をとられているとき、後の男がコインを投入して両替を行う風をみせかけ、紙幣を持ち去った。Kさんが気付いたとき男はどこかに行ってしまっていた。

 機外預け荷物のキーは壊される
 帰り成田にエールフランス機が着いたとき、「大澤さん、近くの係員のところまで来て下さい」とアナウンスがあった。預けた荷物のタグ(荷札)が粉失し、荷物の到着が明日になるという。また、税関でバッグの中身が検査されますからバッグのキーを貸して下さいという。結局翌日、宅配便で荷物が届く。預けたキーはあったが、南京錠はなくなっていた。機外預け品のキーはかけないこと。従って、貴重品は入れないこと、が教訓となった。

 現金支払いは1割引き
 スイスは物価が高いと考えていた。ツェルマットでヘルメットを購入した。日本だと2万円前後はするヘルメットが意外に安い。しかも、現金で購入すると10%引いてくれる。12000円で購入できた。日本では頭のサイズが合うものが無かっただけにうれしさ倍増だ。

以上、お役立ち情報を私なりにまとめてみました。

記:大澤 敏夫 (2004-1-29)