PC性能の違いと通信速度への影響<

 先に[お役立ち情報]“CATV通信速度アップ”で投稿しましたが、その後、8Mbps加入者が急増?して、我が家のWeb受信速度が夜間少し遅くなりました。
 これらから、CATV側の対応として、上位回線2系統化を年内に進めるとの発表が有りました。

 そこで今回、PCの能力・性能の違いが、通信速度に与える影響を旧型の遊休PCと現役PCとで比較してみました。

 CATV加入コースは、プライベートIP/固定. 下り:8Mbps.上り512Kbps.
 測定サイト:http://member.nifty.ne.jp/oso/speedtest/
 注).多くの測定サイトが存在し、測定値がそれぞれ異なりますが、自分が
   加入するインターネット業者の契約速度を把握する目安と成ります。
   また、今回のテストの様にPC性能を数値化して、自分なりに評価する
   物差しに成ると思います。

1.遊休PCテスト
  CPU:AMD K6-2/350MHz OS:Win98SE IE:6.0
  メモリ:96MB. キャッシュ:2次 256KB
   (Win3.1当時のPentium75MHz メモリ8MBのPCをシステムUp)
  測定時刻(2台ほぼ同時刻に測定)
  10:50 → 2.0 〜 4.0Mbps
  22:20 → 0.7 〜 2.0

2.現役PCテスト
  CPU:PentiumV866MHz OS:Win2000Pro Pack3 IE:6.0
  メモリ:512MB. キャッシュ:1次 32KB / 2次 256KB(CPU内蔵)
  測定時刻
  10:50 → 5.5 〜 6.5Mbps
  22:20 → 2.5 〜 5.0

 結果、やはりPC性能の違いがはっきりと現れていますが、ネットサーフィンなどは、あまり遅いと感じません。
 PC性能は、使用目的によって妥協点を探るか、いずれにしても、通信回線環境とPC性能とは両輪で、それなりの良い環境・良いPCを持つことが必要です。

 余談ですが、この古い“お蔵入り”PCをテストするに当たり、LAN/PCI 10/100BASE ボードの投資が必要でした。幸い、近所の家電量販店から1,180円で購入。パーツが近くで、安く入手出来る良い時代です。この速度なら、古いPCでも活用出来そうです?。

記:山下 岩男(2002-09-03)