インターネットによる超割安 国内線航空券入手

インターネット情報の充実
 9月に北海道の利尻島に行く計画を立案した。まず第1に重要視する情報は、実際行ったことのある方からの情報。実際行ったことのある杉山 守さん・伊藤 洋さんから3年位まえにトスしてもらった情報が保管してある。次は、雑誌や本に掲載されている情報。これはここ10年位の間にスクラップ帳やハードディスクに保管したものがある。次は、利尻島の観光案内や宿、船便、航空便などの最新情報はインターネットから得る。
 観光案内・宿・交通の便は、Egobnetの〔お役立ちサイト〕にある《ホームページ検索》を利用する。利尻と入力して検索する。市町村で作成しているホームページをまず見る。利尻の場合は、利尻町のホームページをまず見る、その他にもいろいろなグループ・個人で作成したものがある。
 最近、観光地のある市町村及び施設では必ずと言ってよいくらいホームページで情報提供している。インターネットの利用価値が急上昇してきた。

 ちょっと話が利尻から外れるが、例えば、北アルプスの山小屋もインターネットによる情報提供が急進展してきた。北アルプスのど真ん中、体でいうとヘソに当たる要所に水晶小屋という30人しか泊れない北アルプスで一番小さな山小屋がある。私の場合は、体力のない奥さんと百名山を登っているので、ここでの1泊は欠かせない。この山小屋で今年からインターネットでの予約受付を開始した。定員30名になると締め切るという。水晶小屋のホームページを見ると、ホンダの保養所のように一目で予約状態がカレンダーでわかるようになっている。8月に登山の予定であるが、3ケ月前の5月にインターネットで予約することが出来た。これで百名山完登に大きく前進できる。

 超割安 国内線航空券入手
 さて、利尻島へ行く航空便は、割安という観点から、羽田から稚内までの直通便を利用する。羽田〜稚内間の航空便があるのは、ANAである。ANAのマイレージクラブ会員になり、メール配信の手続きをすると、最新情報をメールで流してくれる。このANAからのメールにより8月31日〜9月13日まで片道1万円の超割が実施されることを知る。羽田〜稚内間の料金は片道37000円であるから大変な割引率である。一般の人は2ケ月前からの予約受付であるが、マイレージクラブ会員は一般の人より10日前に予約手続きをすることが出来る。特に、土曜日・日曜日の航空便を利用する場合に威力を発揮する。
 インターネットで国内線を予約し、かつ、チケットレスで購入するとさらに2%割引+ボーナスマイルというサービスがつく。チケットレスというのは、自動チェックイン機か航空券自動発売機にマイレージクラブカードかクレジットカードを挿入するだけで、航空券が受取れる。まさか!と思うがまさに現実のことである。9月8日から11日までこのシステムの恩恵を確かめながら利尻島観光を楽しんでくる。

 従来のように旅行業者などの窓口にわざわざ出向いて手続きをするより、在宅のままインターネットで手続きした方がより多くのサービスが得られる。インターネットが便利な「道具」として使える1例であるが、IT時代が実感出来るようになってきた。

記:大澤 敏夫(2002-07-04)