浜松祭り

 毎年、5月3日から5日までの3日間行われる。大凧上げは、中田島砂丘で昼間に、御殿屋台の引き回しは夕方から、駅前の大通りで開催される。私は、祭りに参加したことはない。浜松にきて13年目にして、はじめて観に行っただけである。わが町、上島は、御殿屋台は持っていない。凧上げだけ に参加している。何といっても、御殿屋台は、制作費数千万円もかかるというから、町民からの反対もあるのだろう。財政的に難しいようである。

 浜松祭り、御殿屋台の引き回しのプロローグである。まだ、日が暮れていない、午後5時30分である。




 このような御殿屋台が、約70町が参加しているから、それだけの数の屋台が駅前に集まる。これは、海老塚町の屋台。




 御殿屋台は、元々は凧上げの凧を運ぶための大八車が発展したものだという。それにしても、絢爛豪華になったものである。70台前後の屋台が、ここ駅前の大通りに集結する。今年、2002年の浜松祭り、3日の第1日目の人出は27万人だという。3日間で75万人の人出が予想されている。

 浜松市南の、中田島砂丘で大凧が上げられる。糸きりの凧合戦なども行われる。2002年は、169町が参加しているという。浜松に何町あるかは知らないが。


 大凧を上げるための凧糸である。小指ほどの太さがある。畳八畳ほどの凧をあげるには、このくらい必要なのであろう。

記:佐々木 武(2002-05-05)