新型シビックについて

 昨年までアコードの1800ccのセダンに乗っていた。H4年製だからもう9年近く乗っていることになる。特別具合の悪いところもない、ワックスで磨けば新車同様の輝きが戻ってくる。 内装も手入れがよいせいかきれいなものである。手放すのも惜しい気がする、かといって2台のくるまはもてない。

 そんな時に、シビックがフルモデルチェンジをした。スタイルは特別好みのスタイルではないが、インパネチェンジが目をひいた。インパネチェンジとは、シフトノブがインパネから出ているのだ。インパネチェンジがよいのではなくて、それによって従来はフロアーからシフトノブがでていたから、運転席と助手席の間がなんとも余計なものが付いているという気がして仕方がなかった。これが解消されてすっきりとしているのだ。また、一般的なセダンは運転席と助手席の間はトンネルと称して、出っ張った部分がある。 後部座席も中央部には出っ張ったトンネルがあるのが常である。ところが、今度のシビックにはこれがないのである。フロントの足回り、リヤーシートの足回りもフラットなのである。これが、私は気に入った。もっとも、燃費もよい10モードで19.4km/Lだという。これならかなり経済的だろうとおもえた。ミッションはオートマチックだが、トルクコンバーターのない無段変速タイプを選んだ。トルコン式のオートマチックよりも燃費がよいからだ。タイプはハッチバックスタイルの5ドアーとした。大きな荷物ものせられて便利だとおもったからである。

 シビックは1月12日に納車された。最初は駐車ブレーキがフートで解除は右手でノブをひくタイプなので、ブレーキを掛けたまま走りだしたこともあったが、それも最初のうちだけだった。燃費も14〜15kmで、まあまあだとおもっている。元のアコードに比べると3割程度はガソリンの節約になっているようだ。

 こんなことから、ニューシビックを購入することとした。アコードも廃車にするには勿体無いので、三男がくるまを欲しいといっていたので、3万円で売りつけた。今年の6月末が車検の時期である、車検をとってまだまだ乗るといってくれている、ありがたいことである。大事に乗ってもらいたい。私もシビックを大事に乗るつもりである。

記:佐々木 武(2001-5-26)