“富弘美術館”情報

自然のままが一番美しい。
花に描かせてもらう、いつもそういう気持でいます。---富弘

 9月19日新潟の巻機山に登り、湯之谷温泉に泊る。翌日、関越道を高崎ICでおり、50号線・73号線・122号線を経由して富弘美術館へ。

 美術館は日光への道筋の国道122号線・風光明媚な草木湖畔にある。平日だというのに次から次えと観光バスが止まる。私は観光バスの団体客がいなくなる12時に着いたため、ゆっくりと鑑賞できた。

 星野富弘氏は中学校の体育教師として赴任した2ケ月後に学校で部活指導中に損傷、首から下がマヒ状態となる。入院2年後に筆を口にくわえて字や絵を書き始める。以後、現在まで28年間の主要な作品が展示されている。

 水彩の詩画の文を読んでいると、どんな花にも美しさを、木にはたくましさを、風にはさわやかさを感じるなど、その感受性の豊かさには大いに感心する。観光バスが到着しだした13時すぎに見終える。平日は1000人、休日は2000人を越える入場者がある。

 帰りは73号線・462号線から本庄児玉IC経由で帰る。関越道の各ICから1時間15分といったところ。まだ見ていない方は、ぜひ奥さんと行かれることをお勧めする。

記:大澤 敏夫(2000-09-28)