北海道紀行情報

富良野:ラベンダー畑 大雪山旭岳

 7月7日から16日まで北海道へ登山・温泉・お花畑見物を目的に行ってくる。参考になりそうな情報を整理してみた。

1)今回はじめてフェリーを利用する。新潟と小樽を結ぶ、新日本海フェリー。出発が各々am10:30、到着が各々翌朝am5:00頃。2万トンの大きな船でレストラン・展望ラウンジ・シャワールームなどなどそろって快適であった。料金は1等客室(個室)2名で往復64000円。予約はインターネットで行った。

2)小樽から北海道中央の旭川まで高速道路で2時間。関越道を含めて高速道路料金は往復で2万円。旭川は北海道の中央部に位置するため拠点にすると便利である。

3)お花畑は富良野。では、富良野のどこを見ればよいか?。「ファーム富田」がおすすめ。ここを見れば他を見なくても良いくらいである。ラベンダーの最盛期は7月25日頃であるが、10日早くても「ファーム富田」では十分楽しめた。

4)ここぞ北海道の感じを強く受けるのは丘のまち美瑛(びえい)。バッチワークの路などマイカーでゆっくりみたい。

5)今回泊った温泉は、旭岳温泉2泊・十勝岳温泉・ニセコ昆布温泉・札幌定山渓温泉・小樽温泉などである。いずれも1泊2食1人1万円前後。北海道の温泉は総じて湯が豊富であり、宿料金が安くでもリッチな気分になれる。

6)今回登った山は、大雪山旭岳、十勝岳、昨年9月中高年の遭難があった羊蹄山である。北海道の山は登山道の案内が見え難い。ガス(雲)がかかると注意が必要。これでは遭難もあり得ると思ったが、どこに打ち上げてよいのか? 自己防衛しかない。

7)コンビニはあるがレストランが極端に少ない。これも特徴的である。 十勝岳温泉で自炊の宿しか空いていない。夕食を食べにでかけるが20km以上走って、ガソリンスタンドで聞いてやっと1軒のレストランがあった。

 などなどであるが、総じて、北海道は車がないと動きが取れないところといえる。巡航速度80kmで車が流れているので、運転には万全の注意を。

記:大澤 敏夫(2000-07)